家を壊す前、風の噂で(発信源は、主に父)ここらは掘ると水が出るよ…と。
昔は沼的な?田んぼ的な?そんなお土地柄らしく、地面ゆるゆるよ…と。
祖母曰く、台風が来れば、家が目に見えて(10cmちかくは)揺れてるよ…と。
そんな地面が、現代の審査をパスできるわけもなく。
しっかりめの地盤改良が必要と相成りました。
方法は2つ。
詳しい内容は覚えてませんが、ざっくり、高い方と安い方(笑)
安いとはいえ、今まで無くても家は建ってましたから。
施されれば、安全度大幅アップなのは間違いなし!
…というわけで、地盤改良工事(安い方)がはじまりました。
ドリル。しかも、かなりデカめの。
それで、家を建てるであろう場所に穴を掘っていきます。
あの狭い土地に、10個は掘ったでしょうか…
なんか…こう…兵馬俑埋めていきます!みたいなサイズの穴。
掘ったと思ったら、速攻コンクリートで埋めて。想像するに、地中に大きなコンクリートの柱?杭?が刺さった状態なのかな…その上に家。
ちなみに、近所の新築物件も同じドリルで同じような事をしてました。
やっぱ、ここらへんには必要な工事なんですね。元沼だし。
これをしたおかげで、安心安全な家が建つよ!と、とても嬉しそうに工務店の人に言われて…
あぁ。今までの家って、やっぱり危なかったんだ…と、少し切ない気分になりました。
普通に住めてたんやけどなぁ…
…そういや、地鎮祭の時に、家の東西南北の端に埋めろって言われたお守りみたいなやつ。
いつ、どこに、どうやって埋めるんやろ…
もう埋めたのかな?兵馬俑の穴に(笑)
(隣の家の壁も、我々がきれいに直しましたとさ。)